欧州最大規模のクリスマス・マルクト(市場)が17日、ホイプル・ウィーン市長らの挨拶後、市庁舎前広場でオープンした。今年のクリスマス・シーズンもいよいよスタートだ。

▲ウィーン市庁舎前広場のクリスマス市場(2012年11月17日、撮影)
市庁舎前を飾るツリーは樹齢120年、32メートルの高さの松の樹だ。その広場には約140店のスタンドが並び、お客を呼ぶ。シナモンの香りを放つクーヘンやツリーの飾り物の小品を売っている店、空腹な市民のためソーセージや焼き栗を売る店など、さまざまスタンドがクリスマス雰囲気を煽る。

▲スタンド前で立ち止まる市民たち(2012年11月17日、クリスマス市場で撮影 )
クリスマス市場で欠かせられない飲み物はプンシュ(Punsch)だ。ワインやラムに砂糖やシナモンを混ぜて暖かくした飲み物だ。子供用にアルコールなしのプンシュも用意されている。毎年見られるクリスマス市場の風景だ。
ウィーンっ子だけではない。欧州各地から市庁舎前広場のクリスマス市場を見るためにくる。日本の旅行者も例外ではない。世界経済がまだ順調であった時、ウィーンのクリスマス市場を見学するツアーが組まれたこともあった。今年はどうだろうか。
オープンの日、市庁舎前広場は歩けないほどの人で一杯。土曜日であり、気温もほどほどの寒さだった。クリスマス・シーズン開幕のシンボル、市場のオープン模様を見ようと多くの市民が詰め掛けてきた。子供だけではない。店の主人たちも大喜びだ。ここでは欧州経済の危機といった憂鬱な話は飛び出さない。
いつものことだが、クリスマスについて簡単に紹介しておく。世界では約22億人が12月24日、25日のクリスマスを祝う。クリスマスツリーやクリッペ(キリスト降誕の模型)を飾る風習は13世紀初め頃から始まった。ただし、ツリーがクリスマスのシンボルと定着した始めたのは19世紀に入ってからだ。

▲ウィーン市庁舎前広場のクリスマス市場(2012年11月17日、撮影)
市庁舎前を飾るツリーは樹齢120年、32メートルの高さの松の樹だ。その広場には約140店のスタンドが並び、お客を呼ぶ。シナモンの香りを放つクーヘンやツリーの飾り物の小品を売っている店、空腹な市民のためソーセージや焼き栗を売る店など、さまざまスタンドがクリスマス雰囲気を煽る。

▲スタンド前で立ち止まる市民たち(2012年11月17日、クリスマス市場で撮影 )
クリスマス市場で欠かせられない飲み物はプンシュ(Punsch)だ。ワインやラムに砂糖やシナモンを混ぜて暖かくした飲み物だ。子供用にアルコールなしのプンシュも用意されている。毎年見られるクリスマス市場の風景だ。
ウィーンっ子だけではない。欧州各地から市庁舎前広場のクリスマス市場を見るためにくる。日本の旅行者も例外ではない。世界経済がまだ順調であった時、ウィーンのクリスマス市場を見学するツアーが組まれたこともあった。今年はどうだろうか。
オープンの日、市庁舎前広場は歩けないほどの人で一杯。土曜日であり、気温もほどほどの寒さだった。クリスマス・シーズン開幕のシンボル、市場のオープン模様を見ようと多くの市民が詰め掛けてきた。子供だけではない。店の主人たちも大喜びだ。ここでは欧州経済の危機といった憂鬱な話は飛び出さない。
いつものことだが、クリスマスについて簡単に紹介しておく。世界では約22億人が12月24日、25日のクリスマスを祝う。クリスマスツリーやクリッペ(キリスト降誕の模型)を飾る風習は13世紀初め頃から始まった。ただし、ツリーがクリスマスのシンボルと定着した始めたのは19世紀に入ってからだ。