オーストリアのロータリー・クラブの招きを受け、大震災で被災した福島県南相馬市から21人の青年たち(15歳から18歳)が2日、オーストリア入りした。翌日の3日午前にはウィーンの外務省を訪ね、オーストリア側の歓迎を受けた。

▲オーストリア側の歓迎を受ける福島の青年たちと挨拶する岩谷滋雄大使、=2011年8月3日、ウィーン外務省内で撮影
オーストリアのロータリー・クラブ(国際社会奉仕団体)は大震災後、同国企業の財政支援を受け、福島の被災地の青年たちを招き、オーストリア各地を見学しながら夏季休日を楽しんでもらうと計画。日本の松本剛明外相とオーストリアのシュビンデルエッガー外相がこのイニシアチブのパトロン(後援者)となっている。
外務省では3日、シュビンデルエッガー外相代理のフランツ・クグリチュ大使が、「大震災はわれわれにとっても心痛む体験でした。民間のイ二シアチブを通じて両国間の交流が更に深まることを期待しています」と歓迎。
一方、駐オーストリアの岩谷滋雄・特命全権大使は「オーストリアのロータリー・クラブをはじめ、この計画を実現するために努力された皆様に心から感謝します。南相馬市は今回の大震災で大きな被害を受けた町です。今回招待された青年たちは日本の外に出て、まったく異なった世界を享受し、今後の人生に役立たせてください。オーストリアは自然も文化もそして人々も素晴らしい国です」と語る一方、オーストリア側の関係者に、「日本国民は現在、復興のために最善を尽くしているところです」と報告した。
青年たちは2日から21日までの19日間のオーストリア滞在中、音楽の都ウィーン市を皮切りに、湖上の野外オペラで有名なブレゲンツ音楽祭などオーストリア各地を訪ねる予定だ。

▲オーストリア側の歓迎を受ける福島の青年たちと挨拶する岩谷滋雄大使、=2011年8月3日、ウィーン外務省内で撮影
オーストリアのロータリー・クラブ(国際社会奉仕団体)は大震災後、同国企業の財政支援を受け、福島の被災地の青年たちを招き、オーストリア各地を見学しながら夏季休日を楽しんでもらうと計画。日本の松本剛明外相とオーストリアのシュビンデルエッガー外相がこのイニシアチブのパトロン(後援者)となっている。
外務省では3日、シュビンデルエッガー外相代理のフランツ・クグリチュ大使が、「大震災はわれわれにとっても心痛む体験でした。民間のイ二シアチブを通じて両国間の交流が更に深まることを期待しています」と歓迎。
一方、駐オーストリアの岩谷滋雄・特命全権大使は「オーストリアのロータリー・クラブをはじめ、この計画を実現するために努力された皆様に心から感謝します。南相馬市は今回の大震災で大きな被害を受けた町です。今回招待された青年たちは日本の外に出て、まったく異なった世界を享受し、今後の人生に役立たせてください。オーストリアは自然も文化もそして人々も素晴らしい国です」と語る一方、オーストリア側の関係者に、「日本国民は現在、復興のために最善を尽くしているところです」と報告した。
青年たちは2日から21日までの19日間のオーストリア滞在中、音楽の都ウィーン市を皮切りに、湖上の野外オペラで有名なブレゲンツ音楽祭などオーストリア各地を訪ねる予定だ。