知人のエジプト人は「あの顔は好かれない」という。誰のことか、というと国際原子力機関(IAEA)事務局長を12年間務め、ノーベル平和賞を受賞(2005年度)したモハメド・エルバラダイ氏(69)のことだ。
「顔」の作りだけで人を批判したり、中傷することは好ましくない。「顔」の作りが好ましくなかったとしても、人柄がいい人はいるものだ。
「そんなことは知っているよ」といわれるかもしれない。ここでは国際社会では知名度が高いエルバラダイ氏がエジプト大統領選に当選できない理由を紹介したいのだ。
知人は「彼はエジプトを愛していない。国を売り、米国の意向を重視してきた人物だ」という。
具体的には、同氏がIAEA事務局長を務めていた04年、エジプトで未申告の核関連物質が検出されたことがあった。それをきかっけに『エジプトは核兵器を製造する意思を有している』という疑いが浮上した。例えば、05年2月の理事会テーマともなり、エルバラダイ事務局長は当時、エジプトの核保障措置協定の履行に関する報告書を提出している、通称“エジプト・ファイル”と呼ばれるものだ。
エルバラダイ氏は母国エジプトを擁護するどころか、イスラエルや米国の主張を受け入れ、エジプトの核問題を議題として扱った。彼自身はエジプトを一切擁護しなかったのだ。「エジプトが核兵器製造能力が無いことを誰よりも熟知していたが、何も説明しなかった」という。
「母国の威信より、大国米国の意向を重視して外交的に振るまわってきた人物だ」と強調し、「イラク問題でも結局、米国側の主張を受け入れた」と指摘した。
エルバラダイ氏は近日、自身の歩みを書いた本を出版する。大統領選に向けて、国民にまだ浸透していない自身のプロフィールを紹介するのが狙いだ。
知人は「彼は一部の知識人や青年たちに支持されているが、国を愛さない人物が大統領に選出されることは危険だ」と主張する。
エルバラダイ氏は大統領選ではIAEA事務局長時代のエジプト・ファイル問題には絶対触れない意向といわれる。しかし、対抗候補者たちがそれを争点として「売国奴」と批判した場合、同氏は返答に苦慮するだろう、というのだ。
以上、エルバラダイ氏の大統領当選が難しい理由の一つだ。
最後に、エルバラダイ氏の12年間の事務局長時代をウィーンのIAEAから目撃してきた一人としていえば、「同氏は核専門機関のIAEAを政治機関にした張本人だ」ということだ。
「顔」の作りだけで人を批判したり、中傷することは好ましくない。「顔」の作りが好ましくなかったとしても、人柄がいい人はいるものだ。
「そんなことは知っているよ」といわれるかもしれない。ここでは国際社会では知名度が高いエルバラダイ氏がエジプト大統領選に当選できない理由を紹介したいのだ。
知人は「彼はエジプトを愛していない。国を売り、米国の意向を重視してきた人物だ」という。
具体的には、同氏がIAEA事務局長を務めていた04年、エジプトで未申告の核関連物質が検出されたことがあった。それをきかっけに『エジプトは核兵器を製造する意思を有している』という疑いが浮上した。例えば、05年2月の理事会テーマともなり、エルバラダイ事務局長は当時、エジプトの核保障措置協定の履行に関する報告書を提出している、通称“エジプト・ファイル”と呼ばれるものだ。
エルバラダイ氏は母国エジプトを擁護するどころか、イスラエルや米国の主張を受け入れ、エジプトの核問題を議題として扱った。彼自身はエジプトを一切擁護しなかったのだ。「エジプトが核兵器製造能力が無いことを誰よりも熟知していたが、何も説明しなかった」という。
「母国の威信より、大国米国の意向を重視して外交的に振るまわってきた人物だ」と強調し、「イラク問題でも結局、米国側の主張を受け入れた」と指摘した。
エルバラダイ氏は近日、自身の歩みを書いた本を出版する。大統領選に向けて、国民にまだ浸透していない自身のプロフィールを紹介するのが狙いだ。
知人は「彼は一部の知識人や青年たちに支持されているが、国を愛さない人物が大統領に選出されることは危険だ」と主張する。
エルバラダイ氏は大統領選ではIAEA事務局長時代のエジプト・ファイル問題には絶対触れない意向といわれる。しかし、対抗候補者たちがそれを争点として「売国奴」と批判した場合、同氏は返答に苦慮するだろう、というのだ。
以上、エルバラダイ氏の大統領当選が難しい理由の一つだ。
最後に、エルバラダイ氏の12年間の事務局長時代をウィーンのIAEAから目撃してきた一人としていえば、「同氏は核専門機関のIAEAを政治機関にした張本人だ」ということだ。
