21日の朝、どちらに行くべきかで少し頭を悩ましていた。同日午前9時、オーストリアのシュビンデルエッガー外相とフェクター内相を迎えた朝食記者会見が開催される一方、午前10時には「あの二コラス・ケイジ氏」がウィーンの国連を訪ね、話をする。
結局、ハムレットの悩みは後者のケイジ氏の国連訪問を選んで終わった。当方は「ケイジ氏とは縁がある」と、勝手に考えた次第だ(「甘エビと二コラス・ケイジ」2008年12月2日参照)
さて、21日午前10時(現地時間)、米俳優ニコラス・ケイジ氏が国連薬物犯罪事務所(UNODC)の国際組織犯罪防止条約10周年締結国会議第5会期の場でメッセージをする日だ。同氏はUNODCの親善大使に任命され、さまざまな場所で組織犯罪の対策で貢献してきた。
「あのニコラス・ケイジが来る」というので会議場は一杯。普段は会議に滅多に顔を出さない外交官までニコニコ顔で入ってきた。それだけではない。女性ファンが多いケイジ氏だけのことはある。国連の女性職員が会議場に紛れ込んできたのだ(仕事は大丈夫だろうか……)。
ケイジ氏が会議場に入ってくると一斉に拍手が沸いた。同氏は拍手の方向をチラッと向くだけで、笑顔をみせずに舞台の席に着くと、会議場を見回した。「自分の話を聞く聴衆は今日は外交官だ」といった思いが強かったのだろう。終始、真剣な顔で組織犯罪の現状や残虐性について、自身の体験を踏まえて約15分間、語った。
「自分は組織犯罪の犠牲となった多くの子供たちと会ってきた。そして彼らのストーリーに耳を傾けてきた。彼らは性産業の犠牲者であり、元兵士だった。彼らのストーリーは心が潰れるような痛みが伴うものだった」という。
ケイジ氏は昨年、UNODC職員と共にケニア、ウガンダを訪ね、子供たちがどのようにリクルートされ、兵士となるかを視察してきた(同氏は元兵士だった子供たちの救済基金を設置している)。
同氏は「自分は俳優として過去、さまざまな役割を演じてきた。英雄、卑劣な人間、愛人、敗北者、そして犯罪人から犯罪と戦う人物まで演じてきた。しかし、UNODCの親善大使は自分にとって最も挑戦的であり、有意義な役だ」と述べている(1995年の「リービング・ラスベガス」でアカデミー主演男優賞受賞)。
当方は、著名な米俳優がどれだけ多くの人々の注意と関心をひくかを目のあたりにした。ケイジ氏だけではない。多くの俳優が慈善活動に参加しているという。その著名度を困窮下にある人々の救済の為に大いに役立てていただきたい。
結局、ハムレットの悩みは後者のケイジ氏の国連訪問を選んで終わった。当方は「ケイジ氏とは縁がある」と、勝手に考えた次第だ(「甘エビと二コラス・ケイジ」2008年12月2日参照)
さて、21日午前10時(現地時間)、米俳優ニコラス・ケイジ氏が国連薬物犯罪事務所(UNODC)の国際組織犯罪防止条約10周年締結国会議第5会期の場でメッセージをする日だ。同氏はUNODCの親善大使に任命され、さまざまな場所で組織犯罪の対策で貢献してきた。
「あのニコラス・ケイジが来る」というので会議場は一杯。普段は会議に滅多に顔を出さない外交官までニコニコ顔で入ってきた。それだけではない。女性ファンが多いケイジ氏だけのことはある。国連の女性職員が会議場に紛れ込んできたのだ(仕事は大丈夫だろうか……)。
ケイジ氏が会議場に入ってくると一斉に拍手が沸いた。同氏は拍手の方向をチラッと向くだけで、笑顔をみせずに舞台の席に着くと、会議場を見回した。「自分の話を聞く聴衆は今日は外交官だ」といった思いが強かったのだろう。終始、真剣な顔で組織犯罪の現状や残虐性について、自身の体験を踏まえて約15分間、語った。
「自分は組織犯罪の犠牲となった多くの子供たちと会ってきた。そして彼らのストーリーに耳を傾けてきた。彼らは性産業の犠牲者であり、元兵士だった。彼らのストーリーは心が潰れるような痛みが伴うものだった」という。
ケイジ氏は昨年、UNODC職員と共にケニア、ウガンダを訪ね、子供たちがどのようにリクルートされ、兵士となるかを視察してきた(同氏は元兵士だった子供たちの救済基金を設置している)。
同氏は「自分は俳優として過去、さまざまな役割を演じてきた。英雄、卑劣な人間、愛人、敗北者、そして犯罪人から犯罪と戦う人物まで演じてきた。しかし、UNODCの親善大使は自分にとって最も挑戦的であり、有意義な役だ」と述べている(1995年の「リービング・ラスベガス」でアカデミー主演男優賞受賞)。
当方は、著名な米俳優がどれだけ多くの人々の注意と関心をひくかを目のあたりにした。ケイジ氏だけではない。多くの俳優が慈善活動に参加しているという。その著名度を困窮下にある人々の救済の為に大いに役立てていただきたい。
