ウィーンの日本大使館外交官の接待(「日韓外交官の現代『接待事情』2010年8月21日)について書いたところ、いろいろな所から予想外の反響があった。金融危機にもかかわらず、公費で高価な昼食を享受する公使に対して、昼食代すら節約せざるをえない多くの人々にとっては、「許されない行為」「公費の浪費」と受け取られたのだろう。その受け取り方に不満はないが、当方の意図したところとは違っていた。以下は、「批判」した側の当方の説明責任を果たす。
当方は公使の名前も知っているが、コラムの中には書かなかった。調べれば直ぐ判明することだし、名前を出して公使を批判する考えは元々なかったからだ。
当方は公使に大きな期待を抱いている。海外で日本の利益を擁護し、国民を保護する立場の公使には本来、昼食云々というより、頑張っていただきたいという思いの方が強い。
公使はアフリカにも駐在された経験豊富な外交官だ。英語も独語も流暢に話し、大らかな話し振りは日本人離れしているという評価を何度か聞いたことがある。
日本外交が海外で余りパッとしないのは、その最前線の外交官の政治力がもう一つだからだ、と日頃、感じてきた。決まったレール上を走らせたら問題はないが、自分で判断し、考えることには乏しさや脆弱さを感じてきた。
だから、というわけではないが、その大らかな“食いっぷり”からも感じられる器の大きさを当方は密かに評価していたほどだ。
なお、当コラムの影響とは思わないが、ここ1カ月ほど、豪華な昼食を控えられてきた、という噂がウィーンの日本人社会で流れている。
どうか、つまらないことに躓かれることなく、本来の外交官としての使命を全うしてほしい。日本は今日、多くの難問に直面している。日本の代表の一人として、その経験と手腕を大いに発揮していただきたいのだ。
もちろん、「公費の浪費」は決して小さな問題ではない。それは是正されなければならない。しかし、軌道修正された後は本来の公務に全力を投入していただきたい。公使に対する期待は大きい。忘れないでいただきたい。
当方は公使の名前も知っているが、コラムの中には書かなかった。調べれば直ぐ判明することだし、名前を出して公使を批判する考えは元々なかったからだ。
当方は公使に大きな期待を抱いている。海外で日本の利益を擁護し、国民を保護する立場の公使には本来、昼食云々というより、頑張っていただきたいという思いの方が強い。
公使はアフリカにも駐在された経験豊富な外交官だ。英語も独語も流暢に話し、大らかな話し振りは日本人離れしているという評価を何度か聞いたことがある。
日本外交が海外で余りパッとしないのは、その最前線の外交官の政治力がもう一つだからだ、と日頃、感じてきた。決まったレール上を走らせたら問題はないが、自分で判断し、考えることには乏しさや脆弱さを感じてきた。
だから、というわけではないが、その大らかな“食いっぷり”からも感じられる器の大きさを当方は密かに評価していたほどだ。
なお、当コラムの影響とは思わないが、ここ1カ月ほど、豪華な昼食を控えられてきた、という噂がウィーンの日本人社会で流れている。
どうか、つまらないことに躓かれることなく、本来の外交官としての使命を全うしてほしい。日本は今日、多くの難問に直面している。日本の代表の一人として、その経験と手腕を大いに発揮していただきたいのだ。
もちろん、「公費の浪費」は決して小さな問題ではない。それは是正されなければならない。しかし、軌道修正された後は本来の公務に全力を投入していただきたい。公使に対する期待は大きい。忘れないでいただきたい。
