世界ルーテル連盟(LWF)の第11回大会が20日から27日まで、独シュトゥットガルトで開催中だ。大会には140教会から約400人の代表が参加した。ルーテル教会は世界79カ国に約7000万人の信者を有する。ローマ・カトリック教会、正教会、聖公会について、世界第4のキリスト教派だ。
LWF会長のマーク・ハンソン監督は20日、シュティフツ教会でのオープニング礼拝で今回の世界大会について、「福音の力への鼓舞と信頼の印を掲げよう」と信者たちに呼びかけている。
そのルーテル教会は今日、同性愛問題や女性の聖職叙階問題で教会内に不協和音が高まってきている。「状況は次第に聖公会のそれに似てきた」という声も聞かれるほどだ。
同性愛問題や女性の聖職叙階問題は大会の正式議題ではないが、作業グループが設置され、代表者間で意見の交流が行われた。アフリカ、アジア、そして東欧出身の教会では、同性者の夫婦公認には強い反発があり、教会リベラル派と対立している。ちなみに、スウェーデンのルーテル教会ではレスビアンの女性監督が就任している。
ハンソン監督は「キリスト者は同性愛問題や女性の聖職叙階問題で意見の相違があっても、対立するのではなく、互いに尊敬すべきだ」とアピール、教会の分裂に危機感を発している。
ルーテル派教会では1992年、独ルーテル教会ハンブルグ教区でマリア・イェプセン女史が始めて監督に選出されて以来、保守派とリベラル派間で女性の聖職叙階問題で対立が絶えない。
なお、同監督は今月16日、教区内で聖職者が未成年者へ性的虐待を行っていたことを知らなかったと主張してきたが、その発言に疑惑が浮上したことを受け、「信者たちの信頼を失っては職務を継続できない」として辞任を表明したばかりだ。同大会には参加していない。
LWFのイシマエル・ノコ事務局長は21日、「女性の聖職叙階を認める方向で進めるべきだ」と述べているが、世界ルーテル連盟に加盟する140教会の中でも依然、約30教会が女性の聖職叙階に反対している。
宗教改革者マルティン・ルターが1517年、ローマ教会の腐敗に抗議し、95か条の論題を提示してからまもなく500年目を迎えるが、世界のルーテル教会は今、大きな難問に直面しているわけだ。
大会では24日、7年間の任期を終え辞任するハンソン会長の後任としてヨルダン教会のムニブ・ユナン監督(Munib Junan、59歳)が選出された。また、宗教改革史の影といわれてきた、16世紀のアナバプテストの教派メノナイト派へのルーテル派の弾圧に対し、LWFは22日、公式に謝罪を表明した。
LWF会長のマーク・ハンソン監督は20日、シュティフツ教会でのオープニング礼拝で今回の世界大会について、「福音の力への鼓舞と信頼の印を掲げよう」と信者たちに呼びかけている。
そのルーテル教会は今日、同性愛問題や女性の聖職叙階問題で教会内に不協和音が高まってきている。「状況は次第に聖公会のそれに似てきた」という声も聞かれるほどだ。
同性愛問題や女性の聖職叙階問題は大会の正式議題ではないが、作業グループが設置され、代表者間で意見の交流が行われた。アフリカ、アジア、そして東欧出身の教会では、同性者の夫婦公認には強い反発があり、教会リベラル派と対立している。ちなみに、スウェーデンのルーテル教会ではレスビアンの女性監督が就任している。
ハンソン監督は「キリスト者は同性愛問題や女性の聖職叙階問題で意見の相違があっても、対立するのではなく、互いに尊敬すべきだ」とアピール、教会の分裂に危機感を発している。
ルーテル派教会では1992年、独ルーテル教会ハンブルグ教区でマリア・イェプセン女史が始めて監督に選出されて以来、保守派とリベラル派間で女性の聖職叙階問題で対立が絶えない。
なお、同監督は今月16日、教区内で聖職者が未成年者へ性的虐待を行っていたことを知らなかったと主張してきたが、その発言に疑惑が浮上したことを受け、「信者たちの信頼を失っては職務を継続できない」として辞任を表明したばかりだ。同大会には参加していない。
LWFのイシマエル・ノコ事務局長は21日、「女性の聖職叙階を認める方向で進めるべきだ」と述べているが、世界ルーテル連盟に加盟する140教会の中でも依然、約30教会が女性の聖職叙階に反対している。
宗教改革者マルティン・ルターが1517年、ローマ教会の腐敗に抗議し、95か条の論題を提示してからまもなく500年目を迎えるが、世界のルーテル教会は今、大きな難問に直面しているわけだ。
大会では24日、7年間の任期を終え辞任するハンソン会長の後任としてヨルダン教会のムニブ・ユナン監督(Munib Junan、59歳)が選出された。また、宗教改革史の影といわれてきた、16世紀のアナバプテストの教派メノナイト派へのルーテル派の弾圧に対し、LWFは22日、公式に謝罪を表明した。
