欧米では目下、北朝鮮の情報技術(IT)合弁会社ノソテーク(Nosotek)のコンピューター・ゲーム用ソフトに熱い関心が寄せられている。本社は北朝鮮の平壌、社員数は35人。それに中国にも10人の社員が働いている。ノソテーク社はIT分野では北の最初の西側との合弁会社だ。
 同社はドイツ人のIT専門家、ヴォルカー・エロエサー社長によって2007年に創設された。同氏は05年から北朝鮮のビジネス・スクールでITに関連した講義をしてきた人物だ。
 IT専門サイトに「キズモード・ジャパン」によれば、同社は「Windows、Mac、Linuxに完全対応し、主要なプログラミング言語を扱える社員がそろい、各種のサーバー技術、携帯電話アプリケーション、3D、ソフトウェアの設計開発などを請け負っている」という。
 同社では西側企業と同様の労働条件とインターネットへのアクセスが保証されているため、北朝鮮の優秀な若者たちを惹きつけている。同社は北朝鮮国内の大学とも密接なコンタクトを維持し、優秀な人材育成にも努力している。
 そのノソテーク社に訪朝中の独連邦議会使節団が先月27日、視察している。同使節団は元法相のヘルタ・ドイブラー・グメリーン氏を団長に、社会民主党(SPD)連邦議会副院内総務のウリリヒ・ケルバー議員、独・コリア議会友好議員グループのヨハネス・プフルーク副議長氏らが含まれている。蒼々たる面々が顔を揃えている。
 ちなみに、北朝鮮のITの中心は「朝鮮コンピューターセンター(KCC)」だ。1990年10月24日に創立された同センターでさまざまなソフト分野の開発が進められている。少々大袈裟だが、北朝鮮を「第2のインド」と期待する声もあるほどだ。


 <会社の住所>
Nosotek JV Company
10F Changgwang Foreign Office Bldg
Central District
Pyongyang
DPR Korea (North)
info@nosotek.com