日本の新聞を読んでいると、民主党が政権を取り、鳩山政権が誕生した直後、鳩山由紀夫首相のことを「宇宙人」と評する声があった。日本の政界に疎い当方は鳩山首相の性格を知らない。「宇宙人」と呼ばれるところをみると、少し変人に属する政治家かもしれない。別の情報によると、首相以上に宇宙人に近いのは幸夫人だという。どちらが本当の「宇宙人」か議論しても意味がないだろう。要するに、鳩山首相夫妻はちょっと変わり者夫婦だということかもしれない(失礼)。
 どうして、鳩山首相や宇宙人のことを書くかといえば、当方は宇宙人にかなり関心があるからだ。当コラム欄でも「『神の創造論』と宇宙人の存在」(2008年5月16日)というテーマで一文を書いた。
 UFO(未確認飛行物体)やエイリアン(宇宙人、異星人)の存在を信じる者は「地球は銀河の中でも端っこに位置する太陽系の一惑星に過ぎない」と説明し、神の創造論を地球中心の世界観と嘲笑する傾向がある。
 ところが、バチカン法王庁天文学者責任者、イエズス会のジョセ・ガブリエル・フネス神父は昨年、バチカン日刊紙オッセルバトーレ・ロマーノとのインタビューの中で「神の信仰と宇宙人の存在を信じることは決して矛盾しない。神の創造や救済を疑わず、人間より発達した存在や世界を信じることは全く正当だ。天文学と神信仰は決して互いに対立するものではないからだ」と主張しているのだ。画期的な意見だ。
 バチカンでは先日、フネス神父を議長に、天文学、物理学、生物学の専門家たちを集め、「宇宙と生命」というテーマで会合が開かれたばかりだ。そこでも宇宙に人間以外の生命体が存在しても可笑しくないという意見が主流を占めたという。すなわち、バチカンでは「宇宙人の存在」をもはや折込済みというわけだ。
 とすれば、鳩山首相夫妻が本当に宇宙人で、人類以上に発展した惑星から遣わされた「宇宙人」である可能性も完全には排除できないわけだ。ひょっとしたら、鳩山首相が作成したマニフェスト(政権公約)は日本を支配するための宇宙人の画策ではないだろうか?