国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は今年11月末、3期、12年間の任期を終え退陣する。エジプト出身の事務局長の退陣後の人生プランは明らかになっていないが、理事国の中からノーベル平和賞受賞者(2005年度)の事務局長の胸像をIAEA理事会室の前に建てる話が出ている。
ウィーン国連Cビル4階の理事会室前には既に5人の歴史的人物の胸像がある。ポーランド出身で放射能物質の発見で夫ピエールと共にノーベル物理学賞を受賞したマリー・キュリー夫人(1867〜1934年)、核分裂の発見者・ドイツ人物理学者オットー・ハーン博士(1879〜1968年)、ソ連核計画の創設者、レーニン国家賞受賞者のイゴール・クルチャトフ氏(1903〜1960年)、インドの核計画の父・物理学者のホミ・バーバ博士(1907〜1966年)、そして核エネルギーの平和利用を提唱したIAEA創設者・米国のアイゼンハワー大統領といった歴史的人物の胸像だ。
その一員の中にエルバラダイ事務局長が加わるわけだ。歴史的な人物の中に加わることにエルバラダイ事務局長自身が恐れ多いと萎縮しているか、というとそうではないらしい。
12年間の事務局長時代に北朝鮮、イラン、シリアなどの核問題が表面化し、依然解決からは程遠い状態。山積したIAEAの課題は次期事務局長に引き継がれることになる。
それでは現事務局長の功績は?と考えると、唯一思い出すことが出来るのはノーベル平和賞の受賞だ。しかし、物理学賞とは違い、政治的思惑で決定される平和賞の受賞だけに、「実質的な功績は皆無」といった辛らつな批判の声も聞かれるわけだ。
胸像を建立するには、エルバラダイ事務局長の功績は過去の5人の歴史的人物のそれと比べ、明らかに見劣りすることは間違いないだろう。
ウィーン国連Cビル4階の理事会室前には既に5人の歴史的人物の胸像がある。ポーランド出身で放射能物質の発見で夫ピエールと共にノーベル物理学賞を受賞したマリー・キュリー夫人(1867〜1934年)、核分裂の発見者・ドイツ人物理学者オットー・ハーン博士(1879〜1968年)、ソ連核計画の創設者、レーニン国家賞受賞者のイゴール・クルチャトフ氏(1903〜1960年)、インドの核計画の父・物理学者のホミ・バーバ博士(1907〜1966年)、そして核エネルギーの平和利用を提唱したIAEA創設者・米国のアイゼンハワー大統領といった歴史的人物の胸像だ。
その一員の中にエルバラダイ事務局長が加わるわけだ。歴史的な人物の中に加わることにエルバラダイ事務局長自身が恐れ多いと萎縮しているか、というとそうではないらしい。
12年間の事務局長時代に北朝鮮、イラン、シリアなどの核問題が表面化し、依然解決からは程遠い状態。山積したIAEAの課題は次期事務局長に引き継がれることになる。
それでは現事務局長の功績は?と考えると、唯一思い出すことが出来るのはノーベル平和賞の受賞だ。しかし、物理学賞とは違い、政治的思惑で決定される平和賞の受賞だけに、「実質的な功績は皆無」といった辛らつな批判の声も聞かれるわけだ。
胸像を建立するには、エルバラダイ事務局長の功績は過去の5人の歴史的人物のそれと比べ、明らかに見劣りすることは間違いないだろう。
