独連邦首都ベルリン市で現在、公共学校で「宗教」を「倫理」と対等の選択科目とすべきだと要求する署名活動が実施され、住民投票実施に必要な署名数17万人分が集められた。
ベルリンでは2006年以来、宗教授業に代わり倫理が義務科目として公共学校に導入され、第7クラスから実施されてきた。一方、宗教授業は選択科目に降ろされてきた。
それに対し、「教育の場で宗教教育は欠かせられない」として新旧教会代表、政治家、著名人が結集して「Pro Reli」を結成し、署名活動を開始したのだ。そして署名活動締め切り日の今月21日までに17万人の署名が集められたわけだ。
この結果、ベルリン市当局は宗教授業を公共学校で義務科目として扱うかどうかの住民投票を実施しなければならなくなった。学校関連法の改正には有権者の少なくとも25%の支持が必要だ。この場合、約61万票だ。ちなみに、住民投票の実施日としては、欧州議会選挙の投票日6月7日か、連邦議会選挙の9月27日に、同時実施する案が検討されている。
新・旧教会で少しは相違があるが、ドイツでは信者離れが進み、運営が厳しくなってきた教会も出てきている。その背景には、聖職者の性スキャンダルの多発、それに伴う信頼の失墜がある。それにもかかわらず、宗教授業の実施を求める声が高まってきたということは、同国社会の根底には依然、宗教(教会)への期待感が失われていない事が伺える。
ベルリンでは2006年以来、宗教授業に代わり倫理が義務科目として公共学校に導入され、第7クラスから実施されてきた。一方、宗教授業は選択科目に降ろされてきた。
それに対し、「教育の場で宗教教育は欠かせられない」として新旧教会代表、政治家、著名人が結集して「Pro Reli」を結成し、署名活動を開始したのだ。そして署名活動締め切り日の今月21日までに17万人の署名が集められたわけだ。
この結果、ベルリン市当局は宗教授業を公共学校で義務科目として扱うかどうかの住民投票を実施しなければならなくなった。学校関連法の改正には有権者の少なくとも25%の支持が必要だ。この場合、約61万票だ。ちなみに、住民投票の実施日としては、欧州議会選挙の投票日6月7日か、連邦議会選挙の9月27日に、同時実施する案が検討されている。
新・旧教会で少しは相違があるが、ドイツでは信者離れが進み、運営が厳しくなってきた教会も出てきている。その背景には、聖職者の性スキャンダルの多発、それに伴う信頼の失墜がある。それにもかかわらず、宗教授業の実施を求める声が高まってきたということは、同国社会の根底には依然、宗教(教会)への期待感が失われていない事が伺える。

ドイツの宗教/倫理教育ですが、5年ばかり前、旧東独のエアフルトでRealschule第8学年の倫理の時間にゲスト講師を務めました。倫理と宗教が同じ時間にあって、20人ちょっとのクラスで宗教の教室へ行ったのは2−3人で、残りはすべて倫理を選択していました。町の住人で信者とされている(洗礼を受けている数か、教会税を払っている数のどちらかでしょう)のは、新旧両派あわせて30%と言われますが、教育の場で宗教教育は絶滅寸前といった状況でした。
ベルリンの動きは、こうした状況に危機感を持った人々が立ち上がったのでしょうが、あるいは増加するムスリムに刺激されたとも考えられませんか。