北朝鮮最高指導者・金正日労働党総書記の長男、金正男氏(37)が最近、平壌から北京に戻ったという。日本のフジテレビ放送が17日、北京のホテルから出てきた金正男氏を撮影したという。ところで、正男氏は北京に戻った直後、欧州居住の知人の男に電話を入れ、北京に呼び出したはずだ。
なぜならば、金正男氏が北京に戻ったという情報が流れた直後、欧州に拠点を置くこの男は勤務する会社に急遽、休暇を申請し、姿を消しているからだ。過去の実例から、この男が突然休暇を取る時は正男氏の呼び出しがあった時に限る。
この男とは、当方が今年4月、このブログ欄で紹介した人物だ。本来、「ワン」という姓だったが、故金主席から「新しい名前を与える」といわれ、「ユン」と命名されている。「この男」の妻は金正日労働党総書記の最初の夫人だった故成恵琳夫人の親族に当たる。だから、この男は正男氏の「義兄」に当たる。
正男氏は過去、訪欧した際、必ず「この男」に電話を入れて会っている。正男氏が2004年11月、訪欧した際もウィーンで再会している。もう一つ、興味ある点は、「この男」の父母は在日朝鮮人であった、という事実だ。
さて、正男氏はこの男と再会した際、この男が欧州から持ち運んできたものを受け取る一方、新たに何らかの物品の調達を依頼するはずだ。この男が持ち込んだものが、金総書記の病気と関連があるのか、また、新たに依頼するものが、総書記の治療と関連するかは分らない。明らかな点は、正男氏はこの男を平壌と欧州間を繋ぐキーパースンとして重視していることだ。だから、この男の動向を詳細に掌握できれば、正男氏の言動の謎も解明できるかもしれない。
なぜならば、金正男氏が北京に戻ったという情報が流れた直後、欧州に拠点を置くこの男は勤務する会社に急遽、休暇を申請し、姿を消しているからだ。過去の実例から、この男が突然休暇を取る時は正男氏の呼び出しがあった時に限る。
この男とは、当方が今年4月、このブログ欄で紹介した人物だ。本来、「ワン」という姓だったが、故金主席から「新しい名前を与える」といわれ、「ユン」と命名されている。「この男」の妻は金正日労働党総書記の最初の夫人だった故成恵琳夫人の親族に当たる。だから、この男は正男氏の「義兄」に当たる。
正男氏は過去、訪欧した際、必ず「この男」に電話を入れて会っている。正男氏が2004年11月、訪欧した際もウィーンで再会している。もう一つ、興味ある点は、「この男」の父母は在日朝鮮人であった、という事実だ。
さて、正男氏はこの男と再会した際、この男が欧州から持ち運んできたものを受け取る一方、新たに何らかの物品の調達を依頼するはずだ。この男が持ち込んだものが、金総書記の病気と関連があるのか、また、新たに依頼するものが、総書記の治療と関連するかは分らない。明らかな点は、正男氏はこの男を平壌と欧州間を繋ぐキーパースンとして重視していることだ。だから、この男の動向を詳細に掌握できれば、正男氏の言動の謎も解明できるかもしれない。