北朝鮮最高指導者・金正日労働党総書記の次男、金正哲氏は25日、26歳の誕生日を迎えた。平壌で身内だけで誕生日祝賀会が開催されたものと想像する。
 正哲氏については、長男・正男氏ほど知られていない。正哲氏は1981年9月25日、金総書記と高英姫夫人との間に生まれた。母親は2004年、乳がんのためにパリで死去したといわれている。
 正哲氏について知られていることは、.好ぅ垢離ぅ鵐拭璽淵轡腑淵襯好ールに偽名で留学していたこと、■娃暁6月、欧州を訪問し、エリック・クラプトンのファンでコンサートを何度も訪れたこと、ぐらいであろうか。
 金総書記の後継者問題では、長男の正男氏が01年5月、偽造旅券で日本を不法入国したことが発覚し、父親の金総書記の怒りを買って以来、帰国できずにマカオを中心に放浪中ということもあって、正哲氏が大きく引き離して先行していると言われてきた。金総書記が訪中した際、正哲氏を帯同し、中国指導者に後継者として紹介した、といった情報も流れた。その上、亡くなった母親の偶像化も進んでいるといわれることから、正哲氏の後継は既に既成の事実だと受け取る向くもあった。
 しかし、正男氏が度々平壌に帰国し、父親の金総書記とも会っているらしいことが最近判明し、正哲氏の一方的先行説はここにきて少し揺れてきている。また、韓国メディアの情報では、正哲氏が女性ホルモン過多分泌症に悩んでいるともいわれ、健康問題が指摘されている(誰も確認していない)。
 金総書記の料理人を13年間務めた藤本健二氏はその著書「金正日の料理人」(扶桑社)の中で「金正日は、正哲王子のことを、『あれはダメだ。女の子みたいだ』と、よく言っていた」と紹介している。また、正哲氏がバスケットボールが好きなうえ、映画「マトリックス」が大好きなこと、高級車ジャガーを運転していたこと、などを伝えている。
 いずれにしても、正哲氏が金総書記の後を世襲すれば、北朝鮮国民は9月25日を国家祝日として祝賀会を挙行する事になるわけだ。