ロシアのプーチン大統領は23日、1日半の日程でオーストリアを公式訪問する。同大統領にとって、サマラで開催されたロシアと欧州連合(EU)首脳会談(5月18日)後、初のEU加盟国訪問となる一方、オーストリアにとってはEU議長国を務めた昨年上半期以来の大国のトップ訪問となる。
ロシア・サマラ近郊の首脳会談ではEU議長国ドイツのメルケル首相から人権問題でかなり厳しく追及されるなど、プーチン大統領は欧米諸国の批判にさらされてきた。欧米との間には、ポーランドの農産物輸出入問題から米国のポーランド、チェコへのミサイル防衛システム配置計画、人権・言論の自由問題まで、多くの難題が山積している。
ホストのフィッシャー大統領、グーゼンバウアー首相、プラスニク外相はEUの加盟国としてプーチン大統領との会談ではモスクワの人権問題を議題に挙げる意向という。人権問題を無視すれば、内外のメディアから批判を受けることは必至だからだ。その意味で、オーストリアの政治家たちには、ゲストの心情を傷つけないで人権問題に言及するという離れ業が要求されるわけだ。
プーチン大統領の訪問はオーストリアとの2カ国関係の強化、特に経済関係の拡大が主要テーマだ。同大統領はオレグ・デリパスカ氏、ビクトア・ヴェクセルベルク氏らロシアの代表的な新興財団(オリガルヒ)を随伴させる一方、オーストリア商工会議所で演説を予定するなど、両国間の経済発展に強い関心を示している。
なお、ウィーン市内では訪問前日の22日、非政府団体(NGO)の「国境なきレポーター」がロシアの人権弾圧を批判する記者会見を開催する一方、大統領のウィーン入りする23日には、2カ所で反ロシア・デモが計画されている。オーストリア側はプーチン大統領のウィーン滞在中、会議場所、宿泊ホテル周辺に1000人の警察官と100人の特別部隊を警護に当たらせるなど、治安維持に神経を尖らしている。
ロシア・サマラ近郊の首脳会談ではEU議長国ドイツのメルケル首相から人権問題でかなり厳しく追及されるなど、プーチン大統領は欧米諸国の批判にさらされてきた。欧米との間には、ポーランドの農産物輸出入問題から米国のポーランド、チェコへのミサイル防衛システム配置計画、人権・言論の自由問題まで、多くの難題が山積している。
ホストのフィッシャー大統領、グーゼンバウアー首相、プラスニク外相はEUの加盟国としてプーチン大統領との会談ではモスクワの人権問題を議題に挙げる意向という。人権問題を無視すれば、内外のメディアから批判を受けることは必至だからだ。その意味で、オーストリアの政治家たちには、ゲストの心情を傷つけないで人権問題に言及するという離れ業が要求されるわけだ。
プーチン大統領の訪問はオーストリアとの2カ国関係の強化、特に経済関係の拡大が主要テーマだ。同大統領はオレグ・デリパスカ氏、ビクトア・ヴェクセルベルク氏らロシアの代表的な新興財団(オリガルヒ)を随伴させる一方、オーストリア商工会議所で演説を予定するなど、両国間の経済発展に強い関心を示している。
なお、ウィーン市内では訪問前日の22日、非政府団体(NGO)の「国境なきレポーター」がロシアの人権弾圧を批判する記者会見を開催する一方、大統領のウィーン入りする23日には、2カ所で反ロシア・デモが計画されている。オーストリア側はプーチン大統領のウィーン滞在中、会議場所、宿泊ホテル周辺に1000人の警察官と100人の特別部隊を警護に当たらせるなど、治安維持に神経を尖らしている。
