外来で調べてもらいに行ったところ 網膜剥離と診断され急きょ、手術のため入院することになった。当方は 外来の診察を終わったらすぐ自宅にもどって、翌日更新予定のコラムをまとめる予定だった。
右目の網膜が壁から離れてしまったので、それを元に戻すための手術だ。左目はレーザーでその日のうちに治療を受けた。医師によれば、「右目は少し遅れれば、失明寸前」の状況だったらしい。
当方はヨーロッパに来て34年になる。過去3度、手術のため入院したことがある。最初は胆嚢摘出手術、40代に入って膀胱がん、そして今回の網膜剥離の手術だ。こう考えると当方は、結構病気とは縁があるようだ。
最近の手術は、医術の進歩のおかげで術中の痛みはほとんどない。だが術後の床ずれ、今回は48時間腹這いで寝て、しかも左目を下にして右目を保護していなければならない。じっと同じ姿勢でいなければならず、それが苦痛だ。
目は当方にとって、仕事の道具のようなものだ。医師から、「ここしばらくは、文字を読んではいけない」といわれている。新聞の大好きな当方にとっては、朝、新聞を読めないことは辛いことだ。
ペーさんが 梨ジュースをもって見舞いに来てくれた。
当方が右目に眼帯をし、眼鏡をかけていないのを見てショックのようだった。
ペーさんと入れ替わりに見舞いに来た家人は、「ぺーさんがぺーを持ってきてくれたのね」と笑った(韓国語で梨をぺーという)。
家にもどって、ベットで休んで居る時、ラジオから星の王子様の著者サン・テグジュペリの話が流れてきた。彼はその中で、「人は心の目でしかよく見えない」と語っている。当方にとって心に残る言葉だった。
この度は ご心配おかけして申し訳ありません。
皆様の暖かい見舞いと励ましのメール、 ありがとうございます。
今後、右目の回復がどうなるか不明のため 予定が立てられない状況です。
なお、上記は当方の口述を家人が代筆しました。
右目の網膜が壁から離れてしまったので、それを元に戻すための手術だ。左目はレーザーでその日のうちに治療を受けた。医師によれば、「右目は少し遅れれば、失明寸前」の状況だったらしい。
当方はヨーロッパに来て34年になる。過去3度、手術のため入院したことがある。最初は胆嚢摘出手術、40代に入って膀胱がん、そして今回の網膜剥離の手術だ。こう考えると当方は、結構病気とは縁があるようだ。
最近の手術は、医術の進歩のおかげで術中の痛みはほとんどない。だが術後の床ずれ、今回は48時間腹這いで寝て、しかも左目を下にして右目を保護していなければならない。じっと同じ姿勢でいなければならず、それが苦痛だ。
目は当方にとって、仕事の道具のようなものだ。医師から、「ここしばらくは、文字を読んではいけない」といわれている。新聞の大好きな当方にとっては、朝、新聞を読めないことは辛いことだ。
ペーさんが 梨ジュースをもって見舞いに来てくれた。
当方が右目に眼帯をし、眼鏡をかけていないのを見てショックのようだった。
ペーさんと入れ替わりに見舞いに来た家人は、「ぺーさんがぺーを持ってきてくれたのね」と笑った(韓国語で梨をぺーという)。
家にもどって、ベットで休んで居る時、ラジオから星の王子様の著者サン・テグジュペリの話が流れてきた。彼はその中で、「人は心の目でしかよく見えない」と語っている。当方にとって心に残る言葉だった。
この度は ご心配おかけして申し訳ありません。
皆様の暖かい見舞いと励ましのメール、 ありがとうございます。
今後、右目の回復がどうなるか不明のため 予定が立てられない状況です。
なお、上記は当方の口述を家人が代筆しました。