韓国で19日、与党セヌリ党の朴槿恵候補が第1野党民主統合党の文在寅候補を破って同国初の女性大統領に選出された。それに先駆け、日本で16日、総選挙が実施され、自民党が政権を奪回し、安倍晋三総裁の首相再就任が確実となったばかりだ。韓国大統領選をもって「選挙の年」といわれた2012年は幕を閉じる。
そこで今年実施された主要選挙を振り返る。ロシアで5月、プーチン首相が予想通り大統領に復帰し、中国共産党第18回党大会で11月14日、これまた予想通り、胡錦濤国家主席の後継者に習近平・国家副主席が選ばれた。米国では11月、オバマ大統領が現職の強みを発揮し、共和党候補者のロム二ー氏(前マサチューセッツ州知事)を破り、再選された。
欧州ではフランスで5月、社会党(PS)のオランド党首がサルコジ大統領の後任に選ばれた。欧州連合(EU)の盟主ドイツでは来年秋、連邦議会選挙が実施される。ちなみに、今年3月、辞任したヴルフ大統領に代わり、旧東独時代の人権活動家であり、プロテスタント教会牧師だったガウク氏がドイツ大統領に就任している。
世界の動向を握る主要国家の国家元首、政権担当者の顔ぶれがこれほど短期間で大きく変わった年はなかった。はっきりしている点は、今年選ばれた政治家たちが2013年以降の世界の政治を主導するということだ。
付け加えるなら、国連安保理決議を無視して長距離ミサイルを発射した北朝鮮の金正恩第1書記は政権1年目を迎えた。世界の政治指導者の中で最年少の金正恩氏の動向は朝鮮半島ばかりか世界に大きな影響を及ぼす可能性がある。北アフリカ・中東諸国で2年前から民主化の波(アラブの春)が吹き荒れ、エジプトのムバラク政権やリビアのカダフィ政権の独裁長期政権があっという間に崩壊したのを目撃してきた。
世界の政情は大きく揺れ動き、時代の変化が加速し、新しい時代圏が到来することを感じさせる。新しい時代がわたしたちの幸せを増幅してくれるのか、それとも閉塞感を一層深め、見通しがつかない暗黒の時代に突入するのだろうか。
私たちは前者の訪れを心から期待するが、到来する時代に迎え入れられるために何らかの準備が必要ではないか、と感じる。ただし、どのような準備が求められ、何を変えなければならないのかは、各自がその答えを探し出していかなければならないだろう。
参考までにいえば、当方は「『相違点』から『共通点』への飛躍」(2012年12月8日参照)の中で述べたが、私たちの思考が、「個性尊重、相違点の模索」から「共通点の再発見」へと飛躍する時を迎えていると考える。
そこで今年実施された主要選挙を振り返る。ロシアで5月、プーチン首相が予想通り大統領に復帰し、中国共産党第18回党大会で11月14日、これまた予想通り、胡錦濤国家主席の後継者に習近平・国家副主席が選ばれた。米国では11月、オバマ大統領が現職の強みを発揮し、共和党候補者のロム二ー氏(前マサチューセッツ州知事)を破り、再選された。
欧州ではフランスで5月、社会党(PS)のオランド党首がサルコジ大統領の後任に選ばれた。欧州連合(EU)の盟主ドイツでは来年秋、連邦議会選挙が実施される。ちなみに、今年3月、辞任したヴルフ大統領に代わり、旧東独時代の人権活動家であり、プロテスタント教会牧師だったガウク氏がドイツ大統領に就任している。
世界の動向を握る主要国家の国家元首、政権担当者の顔ぶれがこれほど短期間で大きく変わった年はなかった。はっきりしている点は、今年選ばれた政治家たちが2013年以降の世界の政治を主導するということだ。
付け加えるなら、国連安保理決議を無視して長距離ミサイルを発射した北朝鮮の金正恩第1書記は政権1年目を迎えた。世界の政治指導者の中で最年少の金正恩氏の動向は朝鮮半島ばかりか世界に大きな影響を及ぼす可能性がある。北アフリカ・中東諸国で2年前から民主化の波(アラブの春)が吹き荒れ、エジプトのムバラク政権やリビアのカダフィ政権の独裁長期政権があっという間に崩壊したのを目撃してきた。
世界の政情は大きく揺れ動き、時代の変化が加速し、新しい時代圏が到来することを感じさせる。新しい時代がわたしたちの幸せを増幅してくれるのか、それとも閉塞感を一層深め、見通しがつかない暗黒の時代に突入するのだろうか。
私たちは前者の訪れを心から期待するが、到来する時代に迎え入れられるために何らかの準備が必要ではないか、と感じる。ただし、どのような準備が求められ、何を変えなければならないのかは、各自がその答えを探し出していかなければならないだろう。
参考までにいえば、当方は「『相違点』から『共通点』への飛躍」(2012年12月8日参照)の中で述べたが、私たちの思考が、「個性尊重、相違点の模索」から「共通点の再発見」へと飛躍する時を迎えていると考える。
