AP通信が8日報じたところによると、北朝鮮の楊亨燮・最高人民会議常任副委員長は同日、金正日労働党総書記の三男、正恩氏が次期指導者と公言したという。北朝鮮当局者が正恩氏の後継者決定を認めたのは初めて。
このニュースを読んだ時、金総書記の死期はかなり近いこと、そして同総書記がそのことを薄々知っている、と感じさせられた。
独裁者が自分の死期を認知することはまれだ。「永遠に支配したい」と考え、その晩年を一層惨めなものとする例が多い。また、独裁者は本来、自身の権限が制限される危険性がある後継者選出など急がない。多くの独裁者は死ぬ寸前まで権限を手放さない。金総書記も本来そうだったはずだ。
その独裁者の金総書記が三男を後継者とする公式化を急いでいるとすれば、金総書記の死期がかなり近いという結論になる。
韓国の玄仁沢統一相は5日、国会での答弁で、「北朝鮮が金正日総書記の三男正恩を党中央軍事委副委員長に選び、事実上、後継を公式化した」との見方を示した。同じ統一省は正恩氏に軍大将の称号が与えられ、党代表者会では党中央軍事委員会副委員長に任命された直後、「後継者の公式化」との認識を保留していた。それが1週間も経過していないのに、「後継者の公式化」との認識を表明したのだ。正恩氏の後継者プロセスは韓国側も驚くほど加速しているわけだ。
故金日成主席の生誕100年目となる2012年までに「強盛大国」建設を目指す北朝鮮だが、金総書記はそのテンポを早め、正恩氏の後継者の公式化を急いでいるわけだ。その答えは、繰り返すが、独裁者・金総書記の死期がかなり差し迫っているからだ。そして金総書記自身が死期を認知している可能性が考えられるのだ。
最後に付け加えておくが、9日の土曜日、駐オーストリアの北朝鮮大使館でいつものように学習会が開かれたが、そこで3カ月余りの夏季休暇から帰任したばかりの金光燮大使(金正日総書記の義弟)から先月28日に開催された党代表者会の決定事項などが報告され、後継者となった金正恩氏の公式写真が参加者の外交官たち家族に手渡された。
このニュースを読んだ時、金総書記の死期はかなり近いこと、そして同総書記がそのことを薄々知っている、と感じさせられた。
独裁者が自分の死期を認知することはまれだ。「永遠に支配したい」と考え、その晩年を一層惨めなものとする例が多い。また、独裁者は本来、自身の権限が制限される危険性がある後継者選出など急がない。多くの独裁者は死ぬ寸前まで権限を手放さない。金総書記も本来そうだったはずだ。
その独裁者の金総書記が三男を後継者とする公式化を急いでいるとすれば、金総書記の死期がかなり近いという結論になる。
韓国の玄仁沢統一相は5日、国会での答弁で、「北朝鮮が金正日総書記の三男正恩を党中央軍事委副委員長に選び、事実上、後継を公式化した」との見方を示した。同じ統一省は正恩氏に軍大将の称号が与えられ、党代表者会では党中央軍事委員会副委員長に任命された直後、「後継者の公式化」との認識を保留していた。それが1週間も経過していないのに、「後継者の公式化」との認識を表明したのだ。正恩氏の後継者プロセスは韓国側も驚くほど加速しているわけだ。
故金日成主席の生誕100年目となる2012年までに「強盛大国」建設を目指す北朝鮮だが、金総書記はそのテンポを早め、正恩氏の後継者の公式化を急いでいるわけだ。その答えは、繰り返すが、独裁者・金総書記の死期がかなり差し迫っているからだ。そして金総書記自身が死期を認知している可能性が考えられるのだ。
最後に付け加えておくが、9日の土曜日、駐オーストリアの北朝鮮大使館でいつものように学習会が開かれたが、そこで3カ月余りの夏季休暇から帰任したばかりの金光燮大使(金正日総書記の義弟)から先月28日に開催された党代表者会の決定事項などが報告され、後継者となった金正恩氏の公式写真が参加者の外交官たち家族に手渡された。
