詳細は忘れたが、「礼拝に頻繁に通うキリスト者はそうではない人より健康に恵まれる」という内容の調査結果が報じられたことがあった。その時、当方は「全てを神に委ね、日常茶飯事の嫌なことを忘れれば、ストレスは少ない」と考え、「事実かもしれない」とその調査結果を好意的に受け取ったものだ。
ところが今回、「教会に頻繁に通うキリスト者ほど高収入を得ている」という調査結果を聞いた時、当方は先ず、「教会離れが進み、礼拝に参加する信者が減少してきた教会指導者の苦肉のプロパガンダか」と考えた。
しかし、同調査結果は米マサチューセッツ工科大学経済学部のジョナサン・グルーバー氏が昨年１０月、全米経済研究所（ＮＢＥＲ)に提出した研究論文の内容だ。同調査結果によれば、教会に通う頻度が倍増すれば、世帯収入が９・１％増加するという。決して、教会側の宣伝ではなく、経済学者の研究結果らしい、ということが分かった。
そこで当方は、「教会訪問回数」と「世帯収入」の関係について頭を巡らして見た。通常、教会の礼拝に参加すれば、説教後、献金箱が回ってくる。礼拝は毎日曜日として月４回だ。すなわち、礼拝に頻繁に参加すれば、それだけ献金を払う機会が増える。世帯収入は確実に減る。「高収入」とはならない。
どこから「９・１％の所得増」というデーターが出てくるのだろうか。経済学者の研究だ。必ず、収入増をもたらす財源があるはずだ。当方は偏見を捨ててもう一度、考えた。ひょとすれば、「教会に頻繁に通えば健康になる」という主張の延長にあるのかもしれない。世帯所得の増加のためには、「健康」でなければならない。健康が優れなければ、働くことができなくなる。収入源が閉ざされてしまう。
しかし、、健康だけで「９・１％」増の世帯収入増を期待できるとは思えない。当方の些細な体験からいっても、健康だった青年時代はけっして豊かではなかったからだ。
以下、当方が考えた内容をまとめる。「教会に頻繁に通い、心身をストレスから解放する。その結果、健康が促進する一方、礼拝後の献金で信者としての義務を果たすことで満足感が得られる。説教する神父との交流が深まれば、教会指導者からの信頼も高まる。人脈も増える。会社社長や経営者との出会いも可能となる・・・。そして最終的には、神の助けを受けて、世帯収入が９・１％増える」。
ところが今回、「教会に頻繁に通うキリスト者ほど高収入を得ている」という調査結果を聞いた時、当方は先ず、「教会離れが進み、礼拝に参加する信者が減少してきた教会指導者の苦肉のプロパガンダか」と考えた。
しかし、同調査結果は米マサチューセッツ工科大学経済学部のジョナサン・グルーバー氏が昨年１０月、全米経済研究所（ＮＢＥＲ)に提出した研究論文の内容だ。同調査結果によれば、教会に通う頻度が倍増すれば、世帯収入が９・１％増加するという。決して、教会側の宣伝ではなく、経済学者の研究結果らしい、ということが分かった。
そこで当方は、「教会訪問回数」と「世帯収入」の関係について頭を巡らして見た。通常、教会の礼拝に参加すれば、説教後、献金箱が回ってくる。礼拝は毎日曜日として月４回だ。すなわち、礼拝に頻繁に参加すれば、それだけ献金を払う機会が増える。世帯収入は確実に減る。「高収入」とはならない。
どこから「９・１％の所得増」というデーターが出てくるのだろうか。経済学者の研究だ。必ず、収入増をもたらす財源があるはずだ。当方は偏見を捨ててもう一度、考えた。ひょとすれば、「教会に頻繁に通えば健康になる」という主張の延長にあるのかもしれない。世帯所得の増加のためには、「健康」でなければならない。健康が優れなければ、働くことができなくなる。収入源が閉ざされてしまう。
しかし、、健康だけで「９・１％」増の世帯収入増を期待できるとは思えない。当方の些細な体験からいっても、健康だった青年時代はけっして豊かではなかったからだ。
以下、当方が考えた内容をまとめる。「教会に頻繁に通い、心身をストレスから解放する。その結果、健康が促進する一方、礼拝後の献金で信者としての義務を果たすことで満足感が得られる。説教する神父との交流が深まれば、教会指導者からの信頼も高まる。人脈も増える。会社社長や経営者との出会いも可能となる・・・。そして最終的には、神の助けを受けて、世帯収入が９・１％増える」。
